『現代宗教の変容』


井門富二夫・中野毅訳 ヨルダン社 1979年 \1,800

    本書は著者がニューカッスル大学のリドゥル講座の講師として招かれて講演した内容が収録されている。この講演は全三回のものである。全体としては「世俗化の過程」を扱っている。
 第一章では、現代社会では超自然的な力への信念と宗教的なコミットメントが衰退していることを指摘している。第二章では、西洋と第三世界での新しい宗教運動の社会的意義を対比することに集中している。第三章で、西洋社会に出現した新しいカルト運動が考察されている。
 本書は著者の理論の基本的な骨格を知ることができ、「世俗化」と「宗教の変容」という研究の成果を知ることができる。

目 次

 

  日本語版への序文
  序 文
  第一章 変化する信仰と教会
  第二章 旧来の信徒への新たな伝道
  第三章 宗教変動の社会的意義

  解 説(井門富二夫)
  訳者あとがき

 

 

 


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